確かに俺は子どもの頃からエロいことが好きだった。
姉がいたから性に目覚めるのも早く、風呂やトイレはしょっちゅう覗いた。
姉の下着でオ●ニーもした。
だけど、そんなの大なり小なり、みんな同じだと思っていた。
男は誰しもエロい生き物だ。
おっぱいの大きな女性とすれ違うと目で追ってしまうし、電車では対面に座るスカートの奥が気になってしまうもの。
だから俺は自分の性欲が旺盛であることは別に変だと感じなかった。
……とはいえ、美人のおばさんや可愛いイトコにまで欲情し始め、何か過ちを犯すんじゃないかと自分が怖くなった俺は、その不安を姉に相談することにした。
すると姉の口から、ウチの家系にまつわる秘密を聞かされて……。
この作品は同タイトルをコマ割りし、画質を向上させた【新装版】です。
物語の内容・登場人物等に変更はありません。